日本における最初期のTSS研究
「(1963年に開設された大阪大学の計算センターは、1965年にIBM・WTCからIBM7090の無償提供の申し出を受け、同機を入れるかどうで大議論になったが、最終的にはNEAC2200-500という当時の大型機を入れることに決め、1970年までは同機の無償提供を受けたが)安井氏によると、「大型センターができてからは、NEAC2200-500を中心とするTSS(タイム・シェアリング・システム)をやるので、その阪大スタッフの一員ということで、TSSを手がけることになった」TSS研究も、これが日本初だった。」臼井健治(1986)『日本のコンピュータ開発群像』にっかん書房,pp.56-57